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バイナリーオプション

money

現行の金融システムは予知の不可能性を前提として構築されている  


タイムコミュニケーションを使った予知の実現は、現行の金融システムの崩壊を意味しています。


バイナリーオプションと呼ばれるマネーゲームがあります。これは、たとえば10分後の為替レート(対ドル円レートなど)が現時点のレート水準より上か下かを予想し、予想が当たると掛け金の倍額が払い戻され、逆に予想が外れると掛け金が没収されるといったゲームです。10分後に為替レートが上がるか下がるかは、現時点においてほぼ確定している(取引材料と取引アルゴリズムがほぼ確定している)と考えられるので予知によってほぼ確実に大儲けができます。
(予知を使って為替を取引することは、未来のレートに影響を与えますが、予知にもとづく取引が「儲けを目的とした決定論的なアルゴリズム」に従うかぎり、予知の影響は「現時点において確定している」といえます。すなわち、予知される未来の為替レートは「予知の影響を織り込んでいる」といえます。したがって、「予知することによって予知が外れる」というパラドックスは起こりません。)


仮に、予知によって99%の勝率を確保できたとしましょう。すると、10回立て続けに勝てる確率は約90%です。そこで、元手を1万円として、毎回全残額を賭けたとすると、10回の取引で1024万円が手に入る計算になります。あくまで計算上の話ですが、1024万円から24万円を予備資金としてプールして、1000万円を元手として同様に10回の取引ができたとすれば、100億円の投資資金が手に入り2億4024万円の予備資金をプールできます。さらに、同様に10回の取引ができたとすれば、10兆円の投資資金が手に入り2402億4024万円の予備資金をプールできます。


現実のバイナリーオプションのキャパを考えると、儲けられるのはせいぜい数億円止まりかもしれませんが、FX取引や一般の金融商品取引にまで手を広げれば、短期間(数ヶ月以内)に10兆円を手に入れることはたやすいでしょう。10兆円といえば、今話題のフェイスブックのナスダック上場時の時価総額を上回る金額です。そのような荒稼ぎができてしまうタイムコミュニケーションにもとづくマネーゲームですが、現行の金融システムでは、それを取り締まることは法的にも技術的にも不可能です。


以上の思考実験から、タイムコミュニケーションを使った予知の実現は、現行の金融システムの崩壊を意味しているということができます。



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