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因果のロープ

「カテゴリー: TimeCommunication」の第2回目の投稿です。 このカテゴリーでは、親サイトTimeComm.infoを補足するかたちで、タイムコミュニケーションの原理を説明していきます。分かり易い説明を心がけますが、疑問点がありましたら、遠慮なくご質問ください。


常識では、未来から過去に向かって通信するタイムコミュニケーションは不可能だとされています。なぜなら、「未来における送信」を原因として、「過去における受信」という結果に至るとすると、原因と結果の時間的な順序が逆転してしまうからです。つまり、そのような通信は因果律に反するというわけです。


しかし、通信の原因が送信だという常識は本当に正しいのでしようか。たとえば、あなたがケータイやパソコンで誰かにメールを送るとき、送信ボタンを押すことがその通信の原因だといえるでしょうか。そうではないはずです。あなたは、送信ボタンを押す前に文字を入力し、文字を入力する前に、文面を考え、文面を考える前に、文の内容を着想しているはずです。そして、あなたが文の内容を着想する前に、その着想の原因となる事象が起こっているはずです。ですから、通信の原因は常に送信よりも過去に位置しています。そして、もし通信の原因が通信の結果(受信)よりも過去に位置するなら、たとえ送信が受信よりも未来に位置したとしても、その通信は因果律に反しません。


ここに、長さ2メートルのロープがあり、このロープは通信に関する情報伝達過程に対応しているものとします。つまり、ロープの一方の端が通信の原因(以下原因端という)であり、他方の端が通信の結果(以下結果端という)だとします。あなたが、そのロープの原因端を手に持って、結果端を遠くへ投げ出したとしましょう。このとき、あなたを中心として、より遠い場所がより遠い未来に対応しているとします。すると、うまくロープを投げ出せば、結果端は原因端よりおよそ2メートル分未来の位置に到達します。ところが、へたにロープを投げ出すと、結果端がUターンをして、つまり、時間を遡って戻ってきてしまいます。(下図参照)しかし、その場合でも、結果端が原因端よりも遠くに、つまり未来に、あれば、この通信に関する情報伝達過程は因果律に反しません。このロープのたとえにおいて、タイムコミュニケーションに対応するのは、Uターンをしてあなたの方に戻ってくる部分のロープです。

(つづく)



Causal Rope



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