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時間逆行通信の検証実験/12.かぶせデコ箱の製作-2

fugaku12

葛飾北斎 富嶽三十六景/御厩川岸より両国橋夕陽見


【人称と通信】

非決定論的に発展する物理系を十全に記述するためには、いまここの私(観測者、実存)を物理系の基本要素として導入しなければならない。それは同時に、間制(時制および空間制)概念や人称概念を物理学に導入することを意味する。このうち間制概念は、すでにミンコフスキー時空において、いまここを頂点とする過去光円錐と未来光円錐とによって物理的に意味づけられている。しかし一方、人称概念の物理的な意味付けについてはいままであまり問題にされてこなかった。


ミンコフスキー時空において私(観測主体)は、誕生から死へと至る世界線によって表象され、その世界線上の1点にいまここ私(観測者、実存)が表象される。そして、


「あなた」とは、「いまここの私」と通信状態にある他者であり、
「彼、彼女」とは、「いまここの私」と通信状態にない他者である。


つまり、図8に示したように間制概念と人称概念と通信概念とは物理学において一体的に取り扱われるべき概念である。


verify8

時間逆行通信を使えば現在の私が過去の私に情報を伝達できる。たとえば、現在大地震の揺れを経験しているいまここの私が、時間逆行通信を使って、過去の私に大地震を通報できる。ただし、このような私的な時間逆行通信システムが確実に機能するためには、つぎの二つの条件が満足されなければならない。


大地震発生時点の私は、必ず過去の私に大地震警報を通報する。

大地震警報の受信事象は、その大地震の原因事象を頂点とする未来光円錐の内側にある。


そして、もし上記の,筬△両魴錣涼成が可能性のレベルにとどまれば、その可能性に応じて時間逆行通信も確率的になる。


確率や間制や人称や通信といった概念は、非決定論的に発展する物理世界を記述する上で不可欠である。そして、それらすべては、現実の物理世界の中心、すなわち、いまここの私(実存、観測者)を基準として語られる。


【アルミ枠と黒PS板を用いた筐体の製作】

かぶせデコ箱の下部は、外光を遮断するためにベースと密着させる必要があるので、高い剛性が要求される。そこで、アルミ角パイプを溶接して剛性をもたせたシルクスクリーン用のアルミ枠を採用した。また、筐体上部の骨格は黒PS板で構成した(写真7参照)。


筐体骨格

写真7



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