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時間逆行通信の原理/5.覚悟

hiroshima
HIROSHIMA (1945 AD)
 

習慣はわれわれの本性である。‥‥したがって、われわれの霊魂も、数、空間、運動を見ることに慣れたため、それを信じ、それだけしか信じないのであるということを、だれが疑うであろう。

パスカル『パンセ』前田陽一他訳より


ガリレオやデカルトやニュートンといった偉大な先人達が、決定論的かつ実在論的な世界観を物理学的世界観として採用したことで、主観を排除しかつ実存を無視することが科学的な態度であるかのような錯覚が一般に蔓延することになりました。アインシュタインまでが「『今』には何か本質的なものがあるが‥‥それは科学の領域の外部にある」といって、決定論的で実在論的な世界観を擁護しました。しかし、便法を真理へとすり替えたツケは、物理学の根本を揺るがす大問題、すなわち、量子力学の観測問題として回ってきました。


現実の物理世界は歴史世界です。その歴史世界の頂点にはいまここの私が存在します。また、歴史世界は私と他者との共通認識に基づいて語られる世界です。よって、本来物理学は相互主観的(間主観的)な視座に立つべき学問だといえます。


量子力学的な確率事象をミンコフスキー時空図を用いて表すためには、いまここの私の時空点(Now*Here記号)を明示しなければなりません。また、測定対象の状態に関する可能性の収縮がローレンツ不変であるためには、つまり、量子力学と相対論とを整合させるためには、その収縮が測定の原因事象(量子力学的確率事象)を頂点とする未来光円錐面で起こると考えなければなりません。そこで、物理学的世界観として承認されてきた決定論的で実在論的な世界観(唯物的世界観や二元論的世界観)を便法へと格下げして、非決定論的で相互主観的な世界観(中立一元論的世界観)に立った新しい物理学を構築しなければならない‥‥と私は考えています。


時間逆行通信の発明は、ドグマを粉砕して新しい物理学への突破口を開くのに十分な破壊力を持っています。とはいえ、素人の不遜でクレージーな提案を冷静に受け止めて協力してくれる専門家などいるわけがありません。ここに至り、私が進むべき道は自ら時間逆行通信装置を製作し検証する道以外にありませんでした。


時間逆行通信の原理(完)



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