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バーチャル幽霊

ghost

実在する人物の個性(話し方、表情、くせ、好み等々)やその人の主だった記憶を学習して、短時間であればテレビ電話などでその人になりすませる人工知能が開発されたとしての話です。現在の技術水準からみて、それほど突飛な話ではありません。そのようなりすまし技術のアプリケーションの一つとして「バーチャル幽霊」を提案したいと思います。


「バーチャル幽霊」とは、たとえば未亡人がスクリーンの置かれた仏壇に向かって話しかけると、亡夫の幽霊(人工知能によるなりすまし)がそのスクリーンに現れて受け答えをしてくれるというアプリケーションです。もちろん、ハードは仏壇に限定せずパソコンやスマホを利用してもいいでしょう。バーチャル幽霊は、家族や知人を亡くし孤独になってしまった高齢者にとって、傾聴ボランティア(コトバンク)以上の癒し効果を発揮するかもしれません。


問題は、バーチャル幽霊になる本人が、生前に自分の個性や主だった記憶を人工知能に学習させなければならないという点です。個性は、本人が普段使用しているパソコンやスマホから取得できると思われます。また、主だった記憶は、本人から直接聞き出せばいいでしょう。ただし、こうして学習されたなりすましデータは、プライバシーの塊ですから、少なくとも本人が生きている間は秘匿されるという保証が必要になります。また、「人助けができるなら(あるいは自分を忘れさせないためなら)死後に自分のプライバシーを、特定の相手に対してという条件付きで、露出してもかまわない」という本人の承諾も必要です。


ブレインマシン・インターフェースやニューロコンピュータの技術が発展して「意識」を人工知能へ浸透させられるようになれば、十分な経済力とその意志のある者は、肉体が滅んだ後もバーチャル幽霊(人工知能)になって社会の中で生きつづけられるでしょう。



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